成功は自分の中にある

~成功は自分の中にある~
マインドフルネスは今この瞬間を生きるという私たちにとって最も理想的な生き方そのものです。瞑想や引き寄せ、成功哲学を科学的根拠と共に解説することで、スピリチュアル的なことは苦手という方も実践しやすくなっています。また、心身はつながっているという考えのもとに、食事、睡眠、運動、呼吸についても様々な健康法を紹介したいと思います。人生を好転させるキーワードは「思考が現実を作る」です。

2017年10月5日木曜日

運動や良い習慣を持続するためのマインドシフト|三日坊主でも大丈夫



健康のために運動を習慣にしようと決意した人の約半数は、半年から1年以内にあきらめるそうです。これは、あまり以外でもありませんし、むしろやっぱりという印象を受けるかもしれません。

続ければ、健康を維持できると分かっていてもあきらめてしまうのは、結果を急いで、いきなり激しいトレーニングを行ったり、メニューを完ぺきにこなそうとしてしまい、結局、大した変化は見られず、爽快感より不快感を強く感じることが原因かもしれません。運動を習慣にしていくためには、「気持ちいい」という感覚と少しの変化の捉え方を変えることがカギになります。


大きな結果を短期間で望むのは危険


運動不足の方が陥りがちなのは、大きな変化を短い期間に得ようと、いきなり激しい運動を行ってしまうことです。潜在的に高強度の運動に耐える身体能力があるならばいいかもしれませんが、ほとんどの場合、三日坊主で終わるか、一回休めば続かなくなります。

有酸素から無酸素へ切り替わる高強度の激しい運動をいきなりはじめると、不快感や疲労感を強く感じますが、実際に脳内でも緊急信号を出しています。私たちの意識しない自立運動を司る潜在意識は慣れないことを嫌いますし、あなたに慣れないことをさせたくありません。

そんな中、激しい運動を脳が緊急事態だと一度認識してしまえば、命に係わる行為だと深く刻まれてしまいます。あなたが強く決意したとしても体は拒絶してしまうのです。そのため、健康と分かっていても、不愉快な運動より、不健康でも瞬間的な快楽を得られるいつもの悪習慣へと引き戻されてしまうのです。一念発起して健康のために、脳を鍛えるために運動を習慣にする方は、変化を感じられなくてもウォーキングからはじめることが大切です。


一つ変えればいい


不健康な生活は、何か一つの悪習慣が引き金になることがほとんどです。例えば、寝不足のせいで、朝起きるのがつらくなり、日中の倦怠感や無気力につながります。そのため、運動する気力はなく、ストレス解消に暴飲暴食やネットサーフィンに走り、寝不足がさらに続くといった具合に、負の連鎖は複雑に絡み合っていきます。

さらに問題点を個々に解決しようとするあまり、運動、快眠、食事などすべてを見直し失敗するのです。逆に複雑に絡み合った一つの悪習慣が引き金になっているのなら一つ改善すれば、複雑に絡みあって健康的な連鎖を生みます。

まず、いつもより多く歩いてみるというのは、一つの良い習慣としてもっとも低コストでてっとり早い方法です。少し運動するだけでも、ドーパミンやセロトニン、脳の報酬系と呼ばれるホルモンが分泌され、幸福感は高まります。もちろん運動に限らず、快眠や食事、創作活動やとりあえず目の前の仕事をめいっぱい取り組んでみるなど、一つ改善することで、生活全体が意慾的ですがすがしく変わっていくでしょう。


まとめ~三日坊主でも得られた変化にフォーカスする~


習慣を変えるためのノウハウ本は多数ありますが、習慣にできずに、自信を無くし、余計にネガティブに陥る方も少なくないのではないでしょうか。そんな時このように考えてみてはどうでしょう。

三日坊主であきらめてしまったダメな自分にフォーカスするのではなく、運動や良い習慣を3日間やってみて、やる前との気分の変化はどうだったのかにフォーカスしてみるのです。「前よりは早く眠気が自然に訪れた」「いつもより寝覚めがいい」「集中力が少し上がったと感じる」このようなちょっとした変化があるのではないでしょうか。

また、悪習慣に戻ってしまったとしても、前には、感じもしなかった不快感や違和感があるのではないでしょうか。それは三日坊主でも、やってみてはじめて味わう感覚で、大きな変化である証拠です。休み休みでも振出しに戻っているわけではないのだという捉え方が出来れば、あなたは気づかないうちに健康的な良いサイクルの中にいることでしょう。

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