成功は自分の中にある

~成功は自分の中にある~
マインドフルネスは今この瞬間を生きるという私たちにとって最も理想的な生き方そのものです。瞑想や引き寄せ、成功哲学を科学的根拠と共に解説することで、スピリチュアル的なことは苦手という方も実践しやすくなっています。また、心身はつながっているという考えのもとに、食事、睡眠、運動、呼吸についても様々な健康法を紹介したいと思います。人生を好転させるキーワードは「思考が現実を作る」です。

2017年9月23日土曜日

集中できない・疲労を感じたら歩いてみよう|ウォーキングは慢性ストレス・うつに効く



集中できず仕事がはかどらない、なにかとネガティブに考えてしまう、過度なストレスを感じる、これ等の悩みを解消するには、とりあえず歩いてみましょう。時間がない、気分が乗らない、体が疲れているから運動する気になれないとお考えなら、それは全く逆です。

運動しないことが、疲労感を生み、気分を億劫にさせ、ネガティブな思考を増幅させているのです。体と脳を鍛えるための運動として、まずは自発的に歩くことからはじめてみませんか。集中力は向上し、ストレスは軽く気分はポジティブになり、一気に世界が好転していくのを感じられるでしょう。


歩くことで得られる脳と体のプラス効果


身体が健康になっていくとは、病気やケガ以前にどれだけ活発に動けるかという活動量が増していくことです。ウォーキングを続け、肺と心臓を鍛えれば、当然、持久力は増し、疲れず歩ける距離も増えていきます。

肺活量が増え、効率的に多くの酸素を取り込めるようになると、脳にも身体に連鎖的に良い化学反応を起こします。幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌は増え、神経細胞の成長を促す脳由来神経栄養因子(BDNF)の生成を促すことが出来ます。また低強度の運動でも脂肪は燃料として燃やされ代謝は盛んになります。

体の脂肪が多すぎると筋肉がインスリン抵抗性(筋肉や肝臓が血中ブドウ糖を取り込めず、血糖値が下がらない)を持つようになり、脂肪がますます蓄積してしまいます。2007年ミシガン大学の研究によれば、1セットの有酸素運動を行っただけで、翌日にはインスリン抵抗性に改善が見られたと発表されています。インスリン抵抗性の改善がどれくらい続くのかは分かりませんが、ほんの少しの運動でも持続することは脳と体にプラスの効果を生み出すということは明らかです。


運動はポジティブに効くホルモン分泌を促す


一度に歩く距離が増えていくと、あなたの脳はもっと燃料を作るように命令を出します。ウォーキングでは成長ホルモンの分泌が増え新陳代謝が活発になります。また運動によって交感神経が活発になると、アドレナリンの分泌が増えます。アドレナリンは筋肉に働きかけエネルギーの消費量を上げる効果があり、脂肪の燃焼を促してくれます。

さらに、高揚感を高めるドーパミンや幸福感を増やすセロトニンの分泌が促されます。これらの、歩くことで分泌されるホルモンは身体的な健康だけでなく、心の健康にも深く関わっています。セロトニン、アドレナリン、ドーパミンといった分泌ホルモンの影響によって、忍耐力、集中力、やる気、楽観性は育まれることで、慢性的なストレス、倦怠感、うつなどが改善へ繋がっていくということです。


まとめ~ウォーキングはチャレンジ精神を育てる~


理想的なウォーキングは、週4日、1日1時間程度で、運動強度55~65%の低強度のウォーキングを意識するのが効果的です。ぎりぎり会話を続けられるペースで1時間歩けるようになることを目標にすると、ジョギングといった中強度の運動へ切り替えて十分な体力が身についたと判断してもよいでしょう。

まったく体力に自信が無いと思っている方でも、ウォーキングを続けていくと、体力は自然に増え、1回で歩ける距離は伸び、ポジティブなものの考え方が出来るようになります。ネガティブな考えをしなくなったら、自分なんてまだまだとか、忙しくて時間がないなどの、やらない理由は考えなくなり、何でもやってみるというチャレンジ精神が湧いていることでしょう。

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