成功は自分の中にある

~成功は自分の中にある~
マインドフルネスは今この瞬間を生きるという私たちにとって最も理想的な生き方そのものです。瞑想や引き寄せ、成功哲学を科学的根拠と共に解説することで、スピリチュアル的なことは苦手という方も実践しやすくなっています。また、心身はつながっているという考えのもとに、食事、睡眠、運動、呼吸についても様々な健康法を紹介したいと思います。人生を好転させるキーワードは「思考が現実を作る」です。

2017年8月19日土曜日

集中力を鍛えるムーブメント瞑想|日常の動作をマインドフルネスに変える



仕事や勉強に身が入らない、集中しなければと思うほど集中できなくなるというときは、思考が別の方向へ向いてしまっている状態です。心と体が別のことをしている状態が日常化していると、いざ集中しようとしてもできるはずがありません。

ムーブメント瞑想とは今行っている動作に注意を向けることで、心と体を一つにつなげるトレーニングです。最高のパフォーマンスとは心と体が一つの方向に向かっているときに発揮できるものです。注意散漫や集中が出来ないのは性格や性分ではなく、習慣によって身に付けることのできる技術です。ムーブメント瞑想で集中力を鍛えていきましょう。



歩く瞑想


歩くという普段当たり前に行っている動作を意識することで、集中力を上げていきます。
スピードに決まりはありませんが、はじめはゆっくり歩くのがいいでしょう。

手足の動きやそれに伴う筋肉や関節の動き、姿勢、地面と接地するときの重みや感触など、自分が行っている、歩くという動作の細部に注意を向けます。

また、リズミカルな動作に「右、左」などラベリングすることで、雑念を取り除いていきましょう。ラベリングとは動きに名前を付け、口に出さず、心で確認することで、今起こっていることに気づき続けるテクニックです。

区間を決めて行うのがおススメです。出勤や帰宅時など、スタートとゴールを決めて、その区間は歩く瞑想を行う習慣をつければ、集中のオンオフという切り替えを脳に覚えさせることも出来ます。



日常の所作で瞑想する


ムーブメント瞑想とは、その名の通り、動きに注意を向ける瞑想です。なにも、座禅を組んだり、アロマを焚いて、ヒーリング音楽をかけたりすることだけが瞑想ではありません。

大切なのは、今に意識を向けることです。1日中ずっとやりましょうというわけではなく、例えば、食事や着替え、歯磨きや入浴などいつも当たり前に行っている所作を一つだけ瞑想にしてみるというのがおすすめです。

そもそも1日中集中しているのは無理がありますし、極めて高い集中状態は長くても30分弱が理想です。何か一つムーブメント瞑想に決めて習慣にすれば、集中するときとしないときの切り替えをスムーズにできるようになります。



まとめ~本当の集中状態は気分爽快~


本当に集中している状態とは、集中が途切れた時にはじめて気がつくものです。何かに没頭して、気がつけばあっという間に時間が経っていた、逆にほんの数分、数秒しかたっていないのに、すごく長い時間に感じられるようなことが誰にでもあると思います。

そんな時決まって、気分がスッキリして、疲れが取れたような感覚をあじわったのではないでしょうか。体と心が一つの方向に向かうとき、脳は極めてリラックスしています。

このような集中とリラックス状態をムーブメント瞑想で、意図的に作り出すことが出来るのです。習慣的に行うことで、「集中しなければ」と思う前に集中できる脳を鍛えていきましょう。

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