マインドフルネスはストレス低減法として有効的な方法ですが、ストレスそのものをなくすことは出来ません。むしろ人が生活するうえで無くてはならい精神的、身体的反応です。ストレスを低減すると言っておきながら、ストレスは必要というのは矛盾しているように聞こえるかもしれません。
もしあなたが、「今から、働かなくても何の目標も立てなくても、チャレンジしなくても、いっさい何もしなくてもお金や住むところ、食事など、生活においてすべて保証されていています」と言われたらどうでしょうか。まったくストレスを感じない生活を送ることが出来るので幸せでしょうか。きっとそんなことはないと思うのではありませんか。
何もしなくていいというのはとても退屈で、幸福を幸福と感じることもないでしょう。つまりストレスがあるから、精神的に鍛えることが出来、幸福を感じることが出来るのです。かといって過度なストレスに耐えられなくなってしまうと身体的にも精神的に疲弊してしまいます。そこでマインドフルネスが有効になってきます。
マインドフルネスとはストレスそのものをなくすのではなく、ストレスに対する耐性を瞑想や呼吸法で鍛えるということです。マインドフルネス瞑想はストレスをなくすことなく、また押しつぶされることもなく、うまく付き合っていく技術といえるのです。
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