次々に湧いてくる思考に気づき続けることで、雑念が消えていき瞑想を深めていくことが出来ます。そこで思考にラベルを張るという方法が有効的です。
瞑想をおこなう上で雑念が湧いてしまうことは、よくあることだと思います。雑念を抱いてはいけないと考えてしまうと余計に瞑想に集中できなくなってしまうことでしょう。ですが、マインドフルネス瞑想では、雑念が浮かんできてもその思考に流されないように観察することが大切です。
今経験している出来事や浮かんできた思考を言語化していきノートにラベルを張っていくようなイメージで行っていきましょう。ラベルを張った直後にノートを確認し、声には出さずに、心で一度唱えるようにします。
例えば、周囲の音が聞こえてきて、音が聞こえていると認識したら「音」とラベルを張ります。考える必要のないことが浮かんできたならば「雑念」とラベルを張ります。特に今起こっている体の感覚に対しては、「眠気」「かゆみ」「痛み」など明確にラベルを張っていき、仕事や食欲、心配事など今起こっていない出来事に対しては「雑念」とラベルを張ることで、感覚と雑念を分別し、瞑想を深めていくことが出来ます。また集中力も高めていくことが出来ます。
0 件のコメント:
コメントを投稿