マインドフルネス瞑想は腹式呼吸で鼻から吸って鼻から吐くのが基本です。まず、3秒ほどかけて鼻から空気を吸って、おなかが膨らむようにします。吸った後すぐに吐かずに一息止めます。膨らみきったら吸ったときの倍以上の時間をかけてゆっくりおなかをへこませながら吐いていきます。
ポイントは、吸うことよりも吐くことに時間をかけることです。空気を吐き切るようにすると、無理に吸わなくても自然に新鮮な空気が入ってくるようになり、ゆっくりとした呼吸をリズミカルに行うことが出来ます。
リラックス法や快眠に興味を持たれている方は、自律神経というものをご存知かと思いますが、呼吸を整えることは自律神経のバランスを整えることにつながります。
自律神経が乱れていると慢性的にストレスを抱えたり、イライラの原因になります。意識的に呼吸を整えることで自律神経へ効果的に働きかけ、深いリラックス状態に入ることが出来ます。また、腹式呼吸は酸素を多く取り込むことが出来るので、血の巡りがよくなり代謝アップにつながります。さらに脳に供給される酸素量も増え、集中力を高め、より効果的に瞑想状態へ入っていくことが出来ます。
瞑想時だけでなく、普段から腹式呼吸を意識して行うと、常にリラックスし、穏やかに過ごすことが出来るようになります。
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