睡眠の質を上げるには、気持ちよく眠りに入れるかが重要です。そこで、眠るときのパジャマや布団の素材にはこだわることをおススメします。快眠のためにはやはりシルク素材が最適です。
肌に優しいことはもちろんですが、睡眠時の体温調節に適し、吸湿性と放湿性にも優れています。またシルクには美肌効果もあると言われています。少し値は張りますが、睡眠こそ一番重要です。
気持ちのいい眠りは1日の過ごし方を気持ちよくすると言ってもいいでしょう。睡眠にお金をかけることは自己投資です、シルクで気持ちのいい眠にこだわりましょう。
睡眠中の汗はコップ1杯分、通気性は重要
人は眠りはじめ、深部体温を下げる働きがあるため、発汗量が多くなり、睡眠中は約コップ一杯分の汗をかくと言われています。睡眠中の寝汗での蒸れは不眠の原因にもなりますので、直接肌に触れるものは吸湿性と放湿性に優れているものが良いでしょう。そこで通気性に優れたシルク素材が快適な睡眠にはとても効果的です。
シルクの天然エアコンが体温変化をサポート
シルクの吸湿性は綿の1.5倍あると言われています。また放湿性にも優れているので、睡眠中にかいた余分な汗を吸収し、外へ逃がしてくれるので、生地や肌へのベタつきもなくいつでもサラッとした状態で気持ちよく過ごせます。さらに、シルクは保温機能にも優れています。
熱帯のインドでも極寒のシベリアでも重宝され、ほんの数ミリの繭のシェルターが中の蚕を守り、天然のエアコン効果があります。このエアコン効果が夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことが出来、睡眠中の0.5~1℃ある体温変化をサポートしてくれます。
シルクのたんぱく質が肌を守る
シルクにはセリシンと呼ばれるたんぱく質が含まれており、セリシンは人の肌成分と近く、肌なじみが良いいので、触れた時に心地よいと感じることが出来ます。この心地よさ、気持ちよさがリラックス効果を促し、副交感神経を高め、入眠時がよりスムーズにできるというわけです。
また、人の肌成分にはNMF(ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)と呼ばれる、水分を保湿する働きのある、天然保湿因子がありますが、シルクのセリシンにはNMFがもっとも多く含まれており、シルク素材が肌に直接触れているだけで、放湿効果があり、乾燥から肌を守ってくれる働きがあります。
まとめ~毎日の過ごし方は快眠で決まる~
シルクの素材が肌に優しく、心地いいことは言うまでもありませんが、なぜ肌にいいのか、快眠に最適なのかがお分かりいただけたのではないでしょうか。睡眠をいかに気持ちよく、快適に過ごせるかどうかは1日の過ごし方を左右するほど、重要です。
シルクは確かに値が張りますが、快眠を第一に考えるのであれば、睡眠にお金をかけることには十分価値があります。毎日を活動的にすがすがしく過ごすためにシルク素材の寝具にこだわり、快適な眠りを手に入れてみてはいかがでしょうか。