ストレス低減や集中力アップにとても効果的で、多くのビジネスパーソンに注目されていますが、試してみて結局続かなかったという方も多いのではないでしょうか。そういう方は難しく考え、捉え方を間違っているのかもしれません。認識を改めれば、無理なく続けられますし、必ず効果は表れるでしょう。
瞑想入門や実践法と聞くとやらなければならないこと、やってはいけないことがたくさんあって、難しくとらえてしまうかもしれません。そこでまずは、実践法やトレーニングといった認識をまずは捨て去りましょう。そもそもマインドフルネスという言葉自体は実践法でもトレーニングでも、ましてや瞑想でもありません。
マインド=心、フル=満たされた、ネス=状態。心が満たされた状態という意味で、今この瞬間に心を置くとか、今に注意を向ける、集中すると解釈されます。日常生活において、未来や過去の不安を抱きやすいのが人間です。私たちの意識は散漫になっている状態で、今に心がほとんどとどまっていない状態(マインドレスネス)で、そんな意識状態を瞑想やトレーニング、呼吸法で今につなぎとめるわけです。それは知っているという方もおられるかもしれませんが、マインドフルな状態は瞑想でなければ得られないのでしょうか。
子供が無邪気に時間を忘れて遊んでいる姿、赤ちゃんが突然泣いたり笑ったりする姿、また、あなたが好きなことに没頭しているとき、そのどれも後先気にせず今この瞬間に意識を集中している状態なんです。まさにマインドフルネスじゃありませんか。大人になるにつれ、仕事に追われる日々を重ね、好きなことはや趣味が、ただのストレス発散になり、気晴らしになり、それも終われば、また忙しい日常に戻ってしまうということ考えながらになっているのではないでしょうか。
正しい呼吸や瞑想の姿勢など方法を学び、続けることも大事ですが、マインドフルに趣味や好きなことに没頭してみるのも、ストレス低減や集中力を鍛えるには、結果として同じ効果が得られます。時には、後先気にせず本気で楽しむことが大切です。それこそがマインドフルネスです。
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